✨今でも…。 変わることのない。あの時のままの少年✨
🫧けして、裕福でもなく…。ペコペコと、頭を下げ続ける生活苦でもなく…。 かと言って…。 不幸ヅラを世間様に晒すわけでもなく。 働き詰めの両親の背中を 見て、自分は…。育った…。 世間様から、スりゃ〜。貧乏人に見えるだろうけど…。 だけどね。その家族は…。 けして、物欲には、恵まれなくとも。 ✨ しあわせ✨ に暮らして、いたのだった。🫧
僕より、歳で、二つほど、上になる近所の男がいた。そいつは? どういうわけか? 僕が赤子の頃から、僕をつねっては、逃げて行く…。そんなヤツがいた。 小学三年の頃。近所のおばあさんから。赤い実のなる物を枝ごと、貰い受け。自宅の前で、食べていた。けして、甘い実ではないが、サクランボよりも、遥かに小さく、甘味のないその実…。通称✨こんめ✨と。皆は、言っていた。 その二つ上の男が家の前を通りがかった時…。 いきなり! 僕に。近付くなり。 髪の毛を掴み。 こう言い放った…!
🫧テメエッ!! 貧乏人だからって、そんなもん!! 食ってんじゃね~ェ!! 🫧 そう言い放ち、髪の毛を引っ張る。 どっからッ!! 取って来たんだッ!! と。 まるで、僕が盗みでも、はたらいたかのように。 攻めたてる。 僕は…。 相手を睨むように、必死に、訴えた…!!🫧これは、へいびの婆ちゃんが、俺にくれたんだッ🫧 オメェに。 とやかく言われる。筋合い無い!! とばかりに。睨めつけた!!❢ それでも。そいつは、貧乏人が…ッ。と。 僕を突き飛ばした。 小学生まで。身体の小さかった僕は、なすがまま。なされるまま。玄関口まで、突き飛ばされた。
💥悔しかったァー。怒りで、この身が震えた。💥
あれから。月日は。流れ。 あの頃。いつも、下を向いて、歩いた少年が。あの日を境に、上を向き…。真っ直ぐな瞳で、前を向いて歩いている…。
正直に。 長いものに、巻かれずに。 どんなに逆行に、立たされても。 己の思う信念のまま…。
✨生きている…。✨
🫧あの頃の少年の自分に、言うよッ!! 悔しかったよなっ…。 惨めだったよなッ…。 🫧
でも。 そんな時代が あったからこそ。強く、生きて来れたのかも…? それなりに!!
✨今も…。あの頃と 同じだよ…。 あの時の少年の心のままサッ😊 変わることなく…。 変わらない…。✨ 自分がいる…。👍 強くは、ないが。あろうとする。 己がここにいる。くよくよするよりも…。前に 出る勇気。その心さえ…、棄てなければ…。
🌟しあわせも…。 また、向こうから やってくる👋
その少年は、けして、希望を捨てやしないから